引張試験で強度を試す【どこまで耐えられるか実験だ】

作業効率を上げる方法とは

専用装置の利用

工場

製造や流通などの作業現場でよく利用されている作業用ロボットがあります。それは、バランサーという名前の作業装置です。バランスという言葉を文字通り解釈すれば、バランサーは複数の物体間の均衡や安定を図る機械ということになります。ただし、実際には重量物を移動させるためのクレーンがバランサーという名前で呼ばれているケースが多いです。とはいえ、工事現場で使用されているような大型の機械ではありません。屋内での使用が前提になった小型クレーンにバランサーという呼び名が付けられています。狭いスペースにも設置できるようになっているため、多くの工場で使用されていますが、屋内向けの仕様ですので、機械を水で丸洗いするようなことはできません。また、水しぶきがかかるような場所で使用する場合には、それに対応できる仕様に変更する必要があります。

今後の利用

現在は、電気機械や食品の製造工場や流通業の荷物仕分け現場などで利用されることが多いバランサーですが、今後は利用されるシーンがより増えるのではないかと予想されています。これはバランサーだけに限らず産業用ロボット全般に言えることですが、上手く活用すれば、作業者の疲労を大幅に減少させることが可能になります。作業者にかかる負担を軽減することができれば、作業効率と安全性の両方がアップします。また、使用環境に応じた仕様に変更することによって、人間が作業することは難しいような環境での重量物移動を行うことが可能になります。具体的には、放射線濃度が高い場所や宇宙空間での作業を想定することができます。バランサーの性能改善が着実に進んでいますので、今後はより幅広い現場で使用されるようになるだろうと予想されています。